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オールユーニードイズキルが凄かった話

公開日に見てきました。オールユーニードイズキル。レイトショーで。

公開日だったので、遅い回でも座席は6割くらい埋まっていました。

 

久々にめちゃくちゃ面白い映画を見られた!と物凄く感動してしまいました。

SF映画だとノーラン監督のインセプション以来かもしれません。あれは2010年の映画だから、4年ぶりということになる(笑)

 

ストーリーは最近宣伝をたくさんやってるからご存知かと思います。いわゆるループものです。

どうも僕はループものが好きみたいで、ミッション:8ミニッツとかデンゼル・ワシントンのデジャヴとかかなりお気に入りの映画です(※LOOPERはループ映画ではない笑)。

 

とにかくストーリーが素晴らしい。

死んでも前日に巻き戻るようになってしまった主人公は、何度も何度も戦場に赴き、経験を積んでいきます。原作だとヒロインもループするらしいんですが、映画だとループしたことがあるというだけで、彼女の記憶もリセットです。

 

上記の二つのループ映画はサスペンス的要素が強いのですが、今回はアクション映画です。なのでループものとはいってもかなり雰囲気が違ってきて、テレビゲームでノーミスクリアを目指している感じ。一日一日の経験がとても大事になる訳です。

しかもゲームとは違って生身の人間なので、一撃でも攻撃を受けたら即死というシビアさもあります。ゲーマーの人はメタルギアソリッドをノーキルノーアラートクリアを目指すカンジといえばピンとくるかもしれません。

 

このシステムを究極にデフォルメするとFC版マリオブラザーズになる訳で、その辺りが原作日本人だなあと思った次第であります。

 

 

もう一つ素晴らしいのは戦闘シーン。始めて主人公が戦場に降り立つシーンはプライベート・ライアンノルマンディー上陸作戦さながらでした(さすがにライアンには及ばないけど。そう思うとやはりあの映画はスゴイ)。ちなみに主人公ケイジは二等兵の扱いを受けているので、プライベート・ケイジです。

敵がバケモノなのが残念。あまりバケモノを狩る戦闘は燃えないタチなので。ヒトガタだったらもっと興奮してたかもしれないなあ…。

 

とにかく、今すぐに劇場で見てほしい映画です。

ノーラン監督のトランセンデンスも見に行かなきゃなんだけど、果たしてどっちが面白いかな。

 

2014/7/6

「スコットランドヤード東京版」発売前体験イベントに参加してきた

お久しぶりです。気づいたらこんなに先延ばしになってしまいました。

特に代わり映えのない日々ではありましたが、先日株式会社カワダさん主催のボードゲームスコットランドヤード東京版」発売前体験イベントに参加して参りました。

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今回はそのレポートを書かせていただきます。

 

そもそも、スコットランドヤードというゲームを知っているでしょうか。Twitterで体験会に参加してくる!と呟いたところ結構反応があったので、想像より有名みたいです。ちなみに僕はこのゲームをきっかけにしてボードゲームにハマりました。

みなさんご存知の通り、スコットランドヤードとはロンドン警視庁の換喩です。タイトルの通り、ロンドンを舞台に怪盗Xとヤードの刑事5人が追いかけっこをするというのがざっくりとしたルール。5ターンに一回現れる怪盗Xを、ヤードの刑事たちが地下鉄・バス・タクシーを駆使して追い詰めます。24ターン逃げ切れたら怪盗Xの勝ち、捕まえたら刑事の勝ち。

 

原版はロンドンの街を忠実に再現してあって、それがまた一つの魅力でもあります。で、このロンドンの街並みを東京にしたのが今回の新作というわけ。

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 我らがシンボル東京スカイツリーや、

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我らが早稲田大学もしっかりとゲームになっておりました。ちなみにこの大隈講堂の下にある青い看板のビルがカワダさんのビルだそうです。この体験会が行われたのもここなんですが、非常に大学から近くて有難かったです笑

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こんな会場でやりました。卓が4つくらいあって、20人くらい?参加しておりました。

で、さっそくプレイ。原版の面白さはもちろんそのままに、地名が僕たちに馴染み深いものになっているので普段より入り込めました!「レインボーブリッジ封鎖しました!!」なんて叫び声も聞こえてきたりして、会場はとても盛り上がっておりました。

僕たちの卓は1時間たっぷりとプレイして、20ターン弱で犯人確保と相成りました。是非またみんなでやりたいです。カワダさん、素敵な機会を頂きありがとうございました。あ、あとこの体験会を勧めてくださった渋谷JELLY JELLY CAFEさんも!

 

ちなみに筆者はこの体験会の二日前にオリジナル版のスコットランドヤードを拾いました(笑)ヤードの神に愛されているかもしれません。

 

 

ラベンスバーガー スコットランドヤード東京 266357

ラベンスバーガー スコットランドヤード東京 266357

 

 

2014/6/25

東京

ピースの又吉直樹が書いた『東京百景』というエッセイを読んだ。タイトルは太宰の東京八景とかけているのだそうだ。つくづく太宰が好きな人だなあ。東京のいろいろな場所にちなんだエッセイが100収録されている。

 

又吉の書いたエッセイはもう一冊あって、第2図書係補佐というのだけれど、こちらも以前に読んで一気読みした。

もともとエッセイが好きだ。小説より手軽に読めるし、長くても5,6ページで一区切りされるので手軽に読める。僕の机にはすぐ手にとれるように本棚と別に何冊か本が置いてあるが、ほぼ全てエッセイだ。村上春樹を筆頭に、穂村弘和田誠とか。そんな中でも又吉のエッセイは全く遜色ないのだから凄い。

文体が完成されていると思った。さすが言葉を商売にしているだけあって、滑らかに言葉が入ってくる。そして笑いのセンスがすごくいいから、ケラケラ笑いながら読める。とてもオススメです。

 

先週の金曜日の読書会のテーマが吉田修一パーク・ライフだったりして、先週は東京について考えることが多かった。僕は埼玉に住んでいるから、小学生の頃など東京に行くといえば池袋みたいな、東京からは程遠い生活をしてきた。

そんな小学校時代の反発もあってか、中学進学で東京に出てからの僕は色々なところを巡った。いっぱいメトロに乗ってね。

 

東京に出てきてから7年だか8年だかになるけど、歩いていて一番「東京っていいなあ」としみじみ感じるのはどこかなあ、と東京百景を読みながら考えていた。ここがずば抜けていい!という街は思いつかなかったけど、御茶ノ水駅を降りて神保町を目指しているあの瞬間かもしれない。

丸ノ内線を降りて、橋を渡ると楽器屋街。山の上ホテル明治大学を横目に突き進めばもうすぐに古書店街神保町だ。古本屋もあれば美味いカレー屋もあって、イイカンジの喫茶店もあるし映画館もある。最近だとボードゲームを仕入れるのも神保町の書泉グランデだ。

 

こんな街へ電車で向かうのがなんだか味気ないので、向かうときはわざと御茶ノ水から歩いていくことが多い。楽器屋のがちゃがちゃした音楽を聞きながらテンションを上げていくのだ。涼しい日は東大から歩いて行くことだってできる。

 

誰か、一緒に行きましょう。

 

2014/6/15

留学

幼馴染がイギリスの大学に入学することになった。6月10日に出発すると聞かされたのは先月の事である。数年前からそんな話は聞いていたのだけど、いよいよ現実となって僕の前に現れた。

幼馴染というと個人的には2,3歳くらいの頃の友達で、親同士が仲良くて本人はそうでもない…みたいなのを連想してしまうのだけど(僕だけですか?)、件の彼は小学校1年生の時に知り合った自分自身の友達だ。自宅から彼の家へドアツードアで3分。今僕が20歳だから、14年の付き合いになる。

 

中高一貫校へ通っていたのでその時の友人とも6年過ごしたことになるのだけど、やっぱり地元の友人とは接するスタンスが違うなあと感じる。これは皆さんも分かると思う。もちろんどちらかといる方が楽しいという話をしたいのではない。

この差はなんなんだろうと考えたときに、やはり理性が備わっていない時期を共に過ごした事が大きいのかな、などと思った。「気の置けない」とは言い得て妙なりといったところか。適当に接していた時代の記憶があるから、今も気楽に接することができるのだろう。

 

で、別れの話だ。

今日、彼の送別会があった。いつも通りだらだらと遊んで、焼肉を食べて、カラオケに行っただけなんだけど。

非常に幸運なことに、僕は今まで近しい人との別れをあまり経験したことがない。両祖父母は共に健在であるし、自治体を越えた引っ越しもしたことがない。しいて言えば東京の私立中学に通い始めたことでみんなと離れてしまい悲しいこともあったが、地元の友人とはいつでも会うことができた。

 

だから、果たして今日自分はどんな気持ちになるんだろうとワクワクしていた。結果としては、やはり、初めて感じる気持ちだった。もっとも近い状況だと思ったのは10年乗った車をスクラップに出したときの感じ。共通項は思い出だろうか。

 

僕だって大学を出ると同時に地元を離れる事になるだろう。彼が帰ってくる頃には僕はもういない、なんて状況も十分にあり得る。

 

いろいろな事が思い出されて、すこし感情が高ぶってきた。状況はいつだって目まぐるしい。いつか入間で見たブルーインパルスのようだ。そして感情はエンジン音のように、いつも後からついてくるんだ。

 

2014/6/7

ガンダムUCとか、ボードゲームとか

濃い週末だった。だから日記を書きたいと思う。

 

ガンダムUCのエピソード7を見た

今週末最初にして最大のイベントであった。劇場版ガンダムUC(ユニコーン)のep7,最終回を新宿ピカデリーで見てきた。感慨深いとかいうレベルではない。この作品の原作が発表されたのは2007年なので、当時僕は中学一年生だった。旅行中の寝台列車の中でそれはもう興奮しながら読んでいたことを覚えている。僕のこの7年を振り返るだけでも涙がちょちょぎれる。

 

感動したのはこちら側の時の流れだけではない。宇宙世紀という一つの歴史が終わったのだ。地球が宇宙への移民政策を開始したのがU.C.0001年で、ジオン公国地球連邦軍独立戦争を仕掛けたのがU.C.0079年、終結がU.C.0080年。そして四度の大戦を経た後のU.C.0096年がガンダムUCの舞台であった。ジオン公国自治権を放棄するU.C.0100年を四年後に控え、宇宙世紀の歴史が閉じてしまったことになる。

 

U.C.とは宇宙世紀を表し、ガンダムの世界での年号となる。ちなみに大体U.C.0001年が西暦でいう1999年という文献を読んだことがある。

この記事を読んでいるみなさんはガンダムの事など興味もない人が多いとは思う。だけどもし、少しでも興味を持っている方がいたらwikipedia宇宙世紀の記事を読んでみてほしい。ガンダムの歴史を概略することができる。

ちなみにいわゆる「機動戦士ガンダム」における1年戦争では1日刻みで連邦とジオンの戦況を追うことができるとかできないとか…。

宇宙世紀 - Wikipedia

 

もし興味を持たれたら、ただの機動戦士ガンダムの劇場版をみてほしい。3部作です。

 

彼女の誕生日プレゼントを買った

これは見出しの通り(笑) 喜んでもらえるといいなあ。

ちなみに当日は誕生日に受けられるサービスを受けまくるというデートの案もあったけど、それをもうちょっとおとなしめにした感じになった。当初の案、彼女案なんだけどすごく面白いと思う。多分交通費とかで赤字になると思うが、そのナンセンスさも含めて面白い。素敵な女の子だ。

あとは晴れることを祈るのみである。

 

ゲームマーケット2014にいってきた

ボードゲームを知っているだろうか。知らない人はいないだろう。人生ゲームとか、モノポリーとかそういうやつです。僕はここ2年くらいボードゲームに凝っているのだ。

といっても延々モノポリーをやっている訳じゃない。ボードゲームには本当に膨大な種類があって(それこそテレビゲームのタイトル数くらいあるんじゃないか)、それをあちこちから探してきて友人と遊ぶのが楽しいのだ。やりたい人は声かけてください。喜んで持って行きます。

で、そのボードゲームの即売会がゲームマーケットである。簡単に言うとボードゲームコミケだ。でもコミケと違うのは、会場の半分がプレイスペースとなっていること。ここでゲームの作者のレクチャーを受けながらプレイしたり、手練れと対戦したりできてしまうという夢のようなイベントである。即売会なので、もちろん同人ゲームや商業ゲームの先行販売などもある。

 

結論から言うと、死ぬほど楽しかった。いいゲームを安く買えたのはもちろん良かったが、やはり知らない人とプレイしたり、作者から直接レクチャーを受けることができるのはそれ以上に楽しかった。小学生の女の子にタイマンで瞬殺されたり、大勢の人に見られながら1人用ゲームをギャーギャーとプレイしたのは今となってはいい思い出である(?)。今度からは体験会とか積極的に参加していきたいです*1

 

 

まあこんな感じで面白い週末だった。そろそろ生の音楽を聞きに行きたいんだけど、なにかいいライブないかしら。

 

2014/06/02

*1:そういえばスコットランドヤードゲーム東京版の体験会に登録したんだけど、音沙汰ないなあ。外れちゃったかな。

モノの奴隷

いわゆる「モノ」が好きだ。腕時計とか、財布とか、スニーカーとかそういう類の。

 

モノ好きはとにかく情報収集に時間をかける。もしかしたらこの時間が一番楽しいのかもしれない。欲しいモノひとつを選ぶのに半年とか一年平気で悩む。今僕が使っている腕時計なんて、欲しいと思ってから買うまでに3年近くかかった。腕時計は競合する種類が多いから、気を抜くともっとクールなモデルを見逃してしまうことになるのだ。それでいて悩んでいる間使っていた腕時計は小学生の頃親に買ってもらったものだから笑ってしまう。

 

その代わりに、一度悩みぬいて買ったものはいつまでも使う。大切に扱うから滅多に壊れることはないし、もし壊れても修理して使う。上で悩んでる時間が一番楽しい…と書いたが、傷ついた腕時計や汚れたスニーカーを眺めながら「くたびれてきたな…」なんて考える時間もめちゃくちゃ楽しいのだ。

 

色々な買い物をしてきたが、最近分かってきたことが二つある。

一つ目が、ロングセラーは絶対に外れないということだ。腕時計で言ったらカシオのGショックとか、スニーカーならAIR MAXとか。昔はベタだから…という理由で敬遠したりもしていたが、やはり売れ続けるにはそれなりの理由があるのだ。

少し意味合いが違ってくるが、文学の評価は筆者の死後50年で初めて正当なものになるから、筆者が生きている本を読まないという人を知っている。50年後にも読まれ続ける小説こそが真の名作だという。

少し変な例えだったが僕の考えは大体一緒で、僕はロングセラーのことを「時代が僕のために淘汰してくれた」と考えている。100年前のモノ好きが僕のために良いモノを残してくれたと思うと、なんだかぜいたくな気分になれませんか。

 

二つ目が、モノの奴隷になってはいけないということだ。道具は人間のためにあるのであって、モノのために自分の生活を変える必要は決してない。

例えば、デニムをきれいに色落ちさせたいがために夏場も毎日デニムを履いている人。デニムの奴隷だ。僕の父も自動巻きの時計を休日に振ったりしている。家にいる日は腕時計をしないから、自動巻きの時計は止まってしまうという訳だ。

上のような極端な例でなくとも、デザイン重視で機能性が全く伴っていないものって最近多いじゃないですか。僕が口を出すことではないだろうが、少なくとも僕はあれが許せないのだ。そもそも、機能が素晴らしいものは自然とデザインも美しくなるのではないかとすら思う。機能美というやつだ。

 

こんなうんちくを垂れながら、好きな物に囲まれて暮らす生活はなかなか悪くないと思う。

 

自分の物にひとつひとつこだわりがあるが、僕はわりかしプレゼントにも自信がある。滅多にあげないけどね。でも渡すからには自分のものと同じくらい悩んで、しっかり選ぶ。プレゼント選びのポイントは、あったら嬉しいけど自分で買うほどではない物を選ぶことだ。

 

今年も彼女への誕生日プレゼントを悩んでいるところだ。僕があげた物を彼女が褒められているところに出くわしたことがあって、それはそれは嬉しかった覚えがある。

 

2014/5/18

ねむり

数か月*1に一回、猛烈に村上春樹を読みだすことがある。

大抵はしばらくの間読書をしていなかった時だ。久々に本でも読むか、でも久しぶりだから重いのはちょっとな…という時、彼の文章はいいリハビリ(?)になる。僕はこれを起爆剤なんて読んだりしている。

 

特に読書をしていなかった訳ではないのだけど、今週村上春樹を二冊読んだ。「パン屋を襲う」と「ねむり」である。

どちらも昔に短編として発表されていたものを改訂し、ドイツ人画家の絵をつけて絵本仕立てにしたものだ。メンシックさんの絵はミステリアスで、これらの短編にとてもマッチしているように思えた。

 

「ねむり」を読んでいて、人間はあまりに眠りに囚われすぎているため、死を眠りの延長としてイメージする事しかできないという話を思い出した。どこで読んだかは忘れた。

 

そう考えると、主人公が2週間以上眠っていないのにも関わらず5歳ほど若返って見えるというのは、死から遠ざかっていると考えることができるかもしれない。またラストで車を揺さぶられるシーンは、眠りから目覚めさせられる時とイメージが被る。

 

 主人公が1年間寝ていない「マシニスト」なんて映画もありましたね。どんなオチだったかは全く覚えてないけど、あれはもっと眠らないことで生じる幻覚とか、もっと現実的なお話だった気がする。

 

五億年ボタンとかにも通ずるところがありそうだけど、着地点が見つかりません。

 

2014/5/24

*1:この言葉がしばらく出てこなくて焦った。「couple of months....couple of months.....」とか言ってた